クリエイターつながりでゆるっとやり取りしている会で、ちょっとしたイベントを開催、参加してきました。
内容は今日の記事タイトルの通り
【クリエイター×士業ワークショップ(お悩み相談会)】
会を開催しようとしたそもそものきっかけは、グラフィックやwebデザインに関わる主催メンバーの会話の中で出てきた「クリエイターあるある」
例えば
- 契約書ってどうしてる?
- クライアントとトラブルになった時の対応は?
- 設計図と見積渡したら、それをもって他社へ行かれたよ
- お金払ってくれない
- 途中で担当者変わって意見がガラッと変わってしまい大幅な仕様変更言われた
- アイデアそのまま持ってかれた
などなどなどなど
話の中で「あるある、うんうん」という共通点もたくさんあり、どうせならその道のエキスパートである弁護士さんや弁理士さんに来ていただいて、ちょっとしたワークショップというか座談会的なものをやろう~という流れになったのでした。
口コミが口コミを呼んで、士業の方5名含み40名弱が集ったなかなかの会に。
口コミのチカラを再確認。
参加して話を聞いて、いろんな気づきと学びがあったので忘れないようにメモ。
気付きと学び
- 少人数のクリエイターで話をしていてあがった「クリエイターあるある」は、30人になっても「あるある」だった
- 大手企業とのやり取りの場合は契約書等の書類ありきで案件スタートするが、中小個人相手になるとなし崩し的なスタートも多く、トラブル発生時の対応が難しいケースもあるという意見があった
- 見積補足や契約書等で「修正内容●回まで」と書いていても守ってもらえないケースがあり対応に困るという人もいた
- デザイン制作周りの契約書は、システム開発の契約書が参考になるので見てみるとよい
- クリエイティブやシステムについての認識が甘い発注者も多いので教育も必要
- スマホのアプリなどで誰でもそれなりのものを作ることができる時代になり、違いを説明するためのコストがかさんできている感がある
- 案件進行中に担当者が変わってトラブルになるケースは意外とありがちなので、担当者が変わった場合の条項を契約書に入れておくとよい
- 弁護士も得意分野が微妙に違うので、案件の流れが分かるとかクリエイティブやシステム開発の現場を理解してもらえる方に相談できるのがよりよいかも
- 著作権や商標、特許など、制作最初の時点から考慮する必要があるケースも想定
短い時間でしたが、いろんな学びを得ることができ、自分自身はもちろんのこと周囲の関係する人達みんなにシェアしていきたいなあと感じました。
悩んでるの私だけじゃなかったんだ!
とか
私の対応って間違ってなかったんだ!
とか
日々1人でやってると迷うこともあります。
こういった同じような業種の方たちとの気さくな情報交換ができる場って本当にありがたいものだなあと思いました。
グループ別に時間区切ってのやり取りだったのと、はじめましての方も多かったため、時間が圧倒的に足りなかった~。
会を通していろんなアイデアが浮かんできたので、展開していきたいなって思いました。
充実の時間を過ごせてラッキー♪
デハデハ。