東北地方太平洋沖地震から2週間が経ちました。
被災された皆様、被災地のご家族・ご友人がいらっしゃる皆様、心からお見舞い申し上げます。
救援活動や支援活動を行っているすべての皆様、日々の懸命な活動、心から感謝申し上げます。
上の写真は、2月の末に伊勢神宮へ行った際に撮ったものです。
パワースポットと言われている伊勢神宮が発するパワーを皆さんの元へお届けできれば…。
日々繰り返される報道を目の当たりにして、
いたたまれない気持ちになり、涙が止まりません。
どうか、どうか、
1人でも多くの人が助かりますように。
どうか、どうか、
気持ちをしっかりと、生きてください。
1日も早く皆さんが安心・安全な環境に身を置けることを心よりお祈り申し上げます。
地震発生時、ワタシは都内拠点で仕事をしていました。
最初は小さい揺れだったこともあり
「あ、地震!いつもの揺れかなぁ…」
と比較的のん気に構えていたのですが、
揺れが長引くとともにだんだんと激しい揺れに変わっていき、
部屋の中のものがバラバラと落ちてくる、棚はグラグラしてくる…。
「これはただ事ではない」
あまりの激しい揺れに、恐怖を覚え、携帯を持ってテーブルの下に隠れました。
揺れの激しさは、阪神淡路大震災を想起させるものがあり、あの時の恐怖を思い出し、震えと涙が止まりませんでした。
揺れている間中、
「助けてください、助けてください!お母さん…。お母さん…。」
と、泣きながら母に助けを求めるワタシがいました。
揺れがおさまり、母の声が聞きたいと電話をかけるも携帯はつながらない状態。
不安は増すばかり。
その時はまだ家の電話が使えたので、なりふり構わず母の勤務先に電話をかけました。
三重にいる母は、地震のことは知らなかったようで、驚いていましたが、泣きながら恐怖を訴えるワタシの状態にただならぬ気配を察してくれたのか「大丈夫、落ち着いて」と何度も何度も言葉をかけてくれ、母の声を聞けたことで、気持ち的にかなり落ち着くことができました。
ネット環境は生きていたこともあり、Twitterやメールなどを通じて、たくさんの人から励ましの言葉などをいただき、1人でいることの不安が和らぎました。本当に感謝しています。
地震後、しばらく無力感に苛まれ、報道を目にするたびに涙が止まらず、余震のたびに不安に襲われ、眠れない日々、被災地の皆様のことを思うと、ワタシはなんてちっぽけな人間なのだろう…と、複雑な思いで過ごしていました。
そうはいっても生きていかなくてはならないし、
弱音を吐いている場合ではないのです。
ちっぽけなワタシでもできることはあるはず。
そして、沈んだ気持ちのままでは日本がダメになってしまう。
大それたことはできないけれど、少しずつ前へ進んでいこうと思います。
まずは自分の身の回りから。
大切なのは
"肩の力抜いて”頑張る
ということ。
肩の力が入りっぱなしだと、緊張の糸がプツリと切れた時の反動が大きすぎます。
適度に力を抜いて、1人でやろうとしないで!
みんなでやれば大きな力に。
日本はまだまだ頑張れる!